「★スリランカでの日々」カテゴリーアーカイブ
Sleeping Dogs in Sri Lanka 2023
スリランカの旅2023。終盤。
現在訳あってスリランカのカトゥナーヤカ空港でダラダラとブログの最後の記事を書いています。最終5日間くらいの内容です。
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今回の旅もいよいよ終盤。
ちょっとコロンボに立ち寄り、
建物が新しくなった
Dutch Burgher Union (D.B.U.)のVOC cafeで
Lampraisランプライス
香り高くコクや甘味がしっかり。葉で包んだライス&カリーとはまるで異なる美味しさ!
そして、D.B.U.のDavidさんとミーティング。
ダッチバーガー(オランダ系血統の人々で)やランプライスについてなどを教えてもらいました。
ランプライスはスリランカ中で人気となりあちこちのレストランで食べることができるようになりましたが、ダッチバーガーの人々によるオリジナルを知っておくことは食文化を学ぶ上で大切。詳しくは改めて。
そこから
久しぶりの下道ゴールロードを南下。
アフンガッラというビーチリゾートエリアに遊びに行ってきました。
ジェフリーバワ建築のひとつであるちょっといい宿Heritance Ahungallaに宿泊。
今はオフシーズンなのと、コロナ禍や経済危機の影響で外国人観光客も少なく、いつもは高いホテルがとてもリーズナブルな値段で泊まれます。狙い目ですよ!
人が少ないプールで泳ぎまくり。
ただ食事に関しては、もう旅も終盤ということでローカルフードへ。
ゴールロード沿い
KUMA restaurant でランチ
බලයා バラヤ (カツオ)
අල アラ(ジャガイモ)
පරිප්පු パリップ(挽き割りレンズ豆)
මුකුණුවැන්න ムクヌウェンナ(葉野菜の一種)
පපඩස් パパダン
මැකරල් マカラル もしくはලින්නා リンナ(サバ)
の缶詰めの炒め物/スリランカの人達はこの缶詰めをසැමන් サマン(サーモン)と呼びことが多い。
බුල්ස්අයි ブルスアイ(目玉焼き)を追加
小さな食堂DS foodで
ආප්ප アーッパ と කොත්තු コットゥ
果物店のフルーツジュースを凍らせただけの小さいアイスがめっちゃ美味しかった。
20LKR(約10円)
オレンジ色のはパパイヤ。緑色のはアボガド。
ゆっくり過ごした後は、再びコロンボ近くへの北上。
ピリヤンダラという街へ。
先日誕生日会に招待してもらったランディカのファミリーの親戚の家に訪問。
めっちゃ美味しいランチをご馳走になりました!
කුකුල් මස් ククルマス(チキン)
などなど。
おやつはපෑන් කේක් パーンケーク
පැණි පොල් パニポルと呼ばれるココナッツ&粗糖でできた餡を薄く焼いた小麦の生地で包んだお菓子
そして、みつるに素敵なバティックのドレスもプレゼントしていただきました。
ありがとうございました!今度はランディカも一緒に来たいな。
そして
いよいよ帰国の日の朝。
いつも拠点に使わせてもらっているケラニヤの家の隣の家、そこのお手伝いさんダルマセーナさんの料理。
තෝරා トーラ(サワラ)のකරවල カラワラ(干し魚)を炒めたのがめっちゃグッジョブ。
そして今回かなり頻度で食べることができた කිරි කොස් キリコス(ジャックフルーツとココナッツミルクのカレー)がまた良く合う。
5月のスリランカはめちゃ暑いけど、野菜や果物の種類がさらに豊富で楽しい!(他の時期でも充実豊富ですが)
もういっちょ!フライト前の腹ごしらえランチ。
毎年のケラニヤ滞在時のホーム食堂
Mother’s Kitchen Family Restaurant
にて、
僕は Fried Rice / Chicken
みつるは Rice & Curry / Fish
毎回「こんなに食える訳ないで」と思うんですが食えちゃう不思議
さらに、すぐ近くの屋台で
පැණි ආප්ප パニアーッパ
生地と餡に蜜が入った甘いアーッパ。安い(約10円)
そして、
今回の訪問で මචං マチャン(友達)となったRuhunu Foodsのタクシラが空港まで車で送迎。
高速道路から見えるミーガムワカラプワを眺めながら、
「楽しかったなー。もっと居たいなー。」とか思っていると、
スリランカ航空、安定の5時間遅延。 UL454
もっと居れるみたいですw
はい分かってます。焦ってもイライラしてもしょうがない。ブログも書き終わったので本格的にダラダラします。
・
改めて、
今回は3年ぶりのスリランカ。
2019年に同時爆破テロがあったり、その後コロナ禍で観光業に大打撃、そして2022年は財政破綻による経済危機、物価高騰と厳しい状況が続いています。
でも、人々はみんな優しく笑顔で僕達を迎えてくれます。交通網や治安に関しても不便を感じることはありませんでした。
外国人にとってはルピーが安くなっているので、物価高騰はそれほど感じることはありません。(過去のルピーの感覚がある方は要リセット)
いい加減なことは言いたくはないですが、スリランカ旅行に興味がある方にとっては今は思いっきり楽しめるチャンスかも知れません。
是非スリランカへ!
僕達はまた来年。
スリランカの皆様、いつもありがとうございます!これからも宜しくお願いします!
ポクヌウィタ。インド料理やゴラカや。2023.
ホラナという街という近くにポクヌウィタという街があります。
ここは、元カラピンチャスタッフで東京在住のウダリの実家があり再訪。
ウダリのお姉さん&旦那さん、そして親戚のみんなが今回も迎えてくれました。
ちなみにお母さんと弟は現在日本に長期旅行中で、先月には神戸の僕達の家にも泊まって関西ステイを楽しんでいました。
早速のウェルカムフード
多彩な料理達
なんと
ラーメン(韓国式)が。
写真左のルワンは韓国に8年住んだ経験がありこれを作ってくれました。
そして、
この家の一階はインド料理店。
お姉さんの旦那さん家族が経営。すでに2店舗を展開しており、新たにこの3店舗目が完成。
Sri Chaathurya Bhavan
人気店です。
滞在期間中いろいろなインド料理をいただきました。パリップワデー、ウンドゥワデー、アラボンダ
アラボンダ
ラッドゥ
そして、
圧巻のファミリートーセ
動画でどうぞ↓↓↓
クリスピー&香ばしい&長い!
さんざん色んなものを食べた日の深夜にいただきましたが美味しくて二人で完食。
・
また
お弁当を持ってお寺にもおでかけも。
お弁当を包むのは採ってきたばかりの
කෙසෙල් කොල ケセルコラ(バナナの葉)。
そこに、
තලපත් タラパッ(カジキ)のアンブルティヤル
包んで数時間経過、開けた時にはバナナの葉の香りを纏い、各料理の味がしゅんでいい感じに↓↓↓
葉野菜は
කතුරැමුරැංගා カトゥルムルンガ
訪れたお寺は、
Shayilatharama寺院
巨大な涅槃像があります。(写真では伝わらない)
かっこいい!
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また
近所のお宅で
ගොරකා ゴラカ(ガルシニア)
の木を見せてもらいました。
実を採って割るシーン。動画でどうぞ↓↓↓
最終商品となったゴラカは黒くて強い酸味を持ちますが、生の木の実は黄色く内側の実は甘い!!!衝撃!
外側の実がバラされて乾燥、場合によって燻製されて商品となります。
その最終加工を行うスパイスメーカーにも訪問。ゴラカについて教わりました。
そして、社長の自信作のゴラカパウダーも購入。
ありがとうございました!
<ポクヌウィタでのおまけ>
初体験。青いインディアーッパ。
先日ルウィニの家で見せてもらった花
නිල් කටරොළු/ニルカタロル(バタフライピー)の青色
家のすぐ近くのお寺Pokunuvita Rajamaha Viharaya
ウダリのお姉さんの旦那さんのお母さん作
(前回訪問時はウダリのお母さんのブリヤーニをご馳走に)
コッタマリコラ(コリアンダーリーフ)やミンチ(ミント)がいい仕事。めっちゃ美味しい!
こちらの家庭シンハラ人なのですが、いただける料理が多彩でいつもワクワク。
バダプトゥナパハを最後にふりかけたジャガイモのカレー。美味しかった!
プロのシンガー&音響機器のレンタルサービス業を行う叔父さんの熱唱↓↓↓
日本のことについての有名な歌だそうです。ええ声ー。
こんなユニークな経験をいつもさせてもらえるウダリの家族に大感謝。
いつもありがとうございます!!!
ポソンポーヤ。2023.
6月の満月の日
පොසොන් පෝය ポソンポーヤ
仏教伝来を祝う日としてスリランカ中が賑わいます。
仏教徒の方々は白い服に身を包みお寺を訪れます。また至る所で
දන්සල් (දන්සල) ダンサル(ダンサラ)
と呼ばれる飲食物の無料での振る舞いが行われます。
丁度このタイミングに、元カラピンチャの留学生スタッフで現在東京で就職し頑張っているジャナニの実家を再訪しました。
ディウラピティヤという街。
前回訪れた時に僕達にブドゥピリメ(仏像)をくれた仏像職人のジャナニのお父さんは2年前に他界されました。
お母さん、おじさん、弟、そのガールフレンドが暖かく迎えてくれました。
大切な仏像はカラピンチャ店舗に飾っていますので、もし来店される機会があれば是非ご覧ください。
කට්ලට් カトゥレット මැල්ල කොළ マッラコラ(葉野菜の一種)/赤唐辛子も
茹でた නිවිති ニウィティ(ツルムラサキ)他にもコスやパパダンやキリホディも。
食後にはジャナニのマーマ(叔父さん)のオリジナルレシピのクラッカン(シコクビエ)プリン&ポルキリ(ココナッツミルク)プリン。ポルパニ(ココナッツシロップ)をかけて。これがスッキリ美味しい!
んで
දොඩම් ドダン(柑橘類の一種)のジュースで一服
ソルティーに仕上げるのが美味しい!
おやつ
ලැවරියා ラワリヤ
ポルパニ(ココナッツと粗糖で作った餡)をインディアーッパの生地で包んで蒸しあげるお菓子。
ってことは、晩御飯は
ඉඳිආප්ප インディアーッパ
アラホディとポルサンボーラと。
文句なしに美味しい!
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そして翌朝
ポソンポーヤ当日。
ジャナニのお母さんと庭の花を集めて
お寺に向かって出発!
軽トラの荷台に椅子を並べて親戚のみんなと。
このような特別な祝日は警察も目を瞑ってくれるそう。
こんなスタイルのファミリーも。この日はお寺に行ったり、ダンサルに行ったり、国に帰ったり。
お寺に行く途中、まず最初の人だかり。
Aluthepola寺院に到着
どでかい岩の上にお堂とスリランカではそれほど多くない木製の仏像(涅槃像)があります。たくさんの人、出店、賑やか。
その後、
ライス&カリーのダンサルへ。
すごい行列が。その様子を動画どうぞ↓↓↓
無事ゲット。
まだまだ行きます!
(それぞれのダンサルは離れた場所にあり移動を要します。この日は車やスリーウィラー、バイクがたくさん。加えて必死に自転車を漕ぐ子供達もいっぱいw)
甘いジュースのダンサル
(ちなみにプラカップは洗って再利用)
でかいペットボトル持参の猛者も
සව් කැඳ サウキャンダ
サゴの甘いお粥。ココナッツの殻のお椀で。
夜になって
違うお寺へ
Sri Abhinawaramaya寺院
ここにはジャナニのお父さんが作った門や装飾がたくさん。かっこいい!
別のお寺にも
Mahamevnawa寺院
大きなお寺でたくさんの人々がハームドゥルオ(お坊さん)に続く形でお経を唱えていました。
そして
ディウルピティヤの街の広場へ
たくさんのポソンポーヤの飾りクードゥやトラナを動画で↓↓↓
最後は、
やっぱりダンサルもういっちょ
初体験のポソンポーヤ。スリランカのユニークな風習に迫れた良い機会となりました。
翌朝。
滞在最後の朝食でジャナニのお母さんが用意してくれたのは、
ඇඹරැල්ලා アンバレッラ(木の実の一種)のカレー。
酸味と甘味とホクホク感と後からくる辛さとでたまらん止まらん。
他にもパリップ、コス、サラーダ、ブルスアイ(目玉焼き)
ガムミリス(黒胡椒)たっぷりでペッタンコに仕上げたブルスアイ(目玉焼き)もグッジョブ。
濃くて勉強になる3日間。
本当にありがとうございました!